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安倍氏の真珠湾訪問に見る抜け目なさ



――筆者のマイケル・オースリン氏は「The End of the Asian Century: War, Stagnation, and the Risks to the World’s Most Dynamic Region(仮題 アジアの世紀の終焉:戦争、停滞、そして世界で最もダイナミックな地域が直面するリスク)」(1月出版予定)の著者

――この寄稿は安倍首相が真珠湾で27日(現地時間)に演説を行う前に書かれたものです

 1941年12月7日以降に真珠湾を訪問した日本の首相は安倍晋三氏が最初ではない。ただ、バラク・オバマ米大統領とともに同地を訪れる安倍首相は日本の過去の侵略を公の場で認めるという、歴代首相が誰一人として考慮してこなかったことを実行に移すだろう。

 これは危険性が増したアジアにおいて、日本の将来の安全保障を確実にする大きな戦略の一環だ。今回の訪問の狙いはオバマ氏との関係を締めくくると同時に、ドナルド・トランプ次期大統領にも向けられている。

 誰も安倍首相の真珠湾訪問の象徴的意義を過小評価すべきではない。1951年には吉田茂首相(当時)がサンフランシスコ平和条約に調印した帰途、私的に真珠湾に立ち寄った。そして今度は、世界が注目する中で、安倍氏が公式に犠牲者を慰霊することになる。

 今回の訪問には、75年前の出来事への償いと同様に迫り来る課題への対処という意味が込められている。2012年12月に政権に返り咲いて以降、安倍氏は安保政策の変更を着実に進め、戦後の占領期にダグラス・マッカーサー元帥に押しつけられた制約のいくつかをそぎ落としてきた。集団的自衛権の行使を可能にするなど、こうした動きは物議を醸してきた。また、控えめながらも着実に進められた防衛費の増加、アジアなどでの新たな安保協力の締結も同時に進められてきた。

 同様に劇的なのは、安倍首相の計画遂行を確実にするため、自民党が長く続いたルールを変更し、総裁任期を3期9年に延長するのを認めたことだ。これは、予期せぬ事態が発生しない限り、安倍氏が2021年まで首相の座にとどまることを意味する。安倍氏はトランプ氏が1期目に対応する唯一の日本の首相となる可能性がある。

 在任期間が1年ほどの首相が3人続いた後、オバマ大統領は現在まで4年にわたり安倍氏と仕事をしてきた。政治イデオロギーは異なるものの、両首脳は中国との関係悪化や北朝鮮の核の脅威によって重要性が増してきた同盟関係を深化させた。

 両首脳の関係により、オバマ氏は5月に現職の米大統領として初めて広島訪問を実現させた。謝罪はしなかったが、オバマ氏は日米関係の重要性と、過去の失敗を繰り返さない必要性を強調した。安倍氏の真珠湾訪問はオバマ氏の広島訪問を受けており、これで太平洋戦争の序章から最終章までの一連の出来事が正式に完結することになる。それは日米関係の一里塚であり、安倍氏がメディアに精通していることの証でもある。安倍氏はオバマ氏が大統領として最後に会う外国首脳になるかもしれないからだ。

 さらに重要なのは、安倍氏がトランプ次期政権に橋を架けようとしていることだ。安倍氏は米大統領選のわずか1週間後にニューヨークに飛び、次期大統領に選ばれたトランプ氏に初めて会った外国首脳となった。安倍氏がトランプ氏に期待しているのは、太平洋への関与継続を約束し、一段と密接な協力関係を築き上げることが共通の課題に対処する唯一の方法だと認めることだ。環太平洋経済連携協定(TPP)に代わる二国間貿易協定といった経済問題は、いずれ取り上げられることだろう。

 太平洋における日本の役割は大きくなる可能性がある。トランプ氏は米国の伝統的なアジア同盟国が以前より信用できなくなっていると見ているからだ。韓国では極左勢力からの新大統領が誕生する可能性があるし、オーストラリアは南シナ海での「航行の自由」作戦から離脱した。一方、中国に接近しているフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領は予測できないワイルドカードのままだ。トランプ氏が信用できるパートナーは日本だと安倍氏は強調している。

 トランプ氏が中国との対峙(たいじ)にどこまで踏み込むかを決定する際に、こうした信用が必要になってくる。トランプ氏は台湾総統と電話で会談し、貿易面では強硬姿勢を取り、経済と安保問題とを結びつけている。これは今後の米中関係が揺れ動くことを示す兆候だ。トランプ氏はアジアでの海上活動強化など、さらなる支援を日本に求めてくるかもしれない。

 安倍氏はこれを知っている。真珠湾で1941年の日曜日の朝に命を落とした犠牲者に哀悼の意をささげながらも、同氏は将来に向けた次期米大統領との関係強化に触れるだろう。
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