世界の風Navi

陸マイラーSAWA、米国株中国株倶楽部225ファンド「大好きな事で稼ぎましょう」

Entry

世界の投資家、中国買い控える 貿易戦争を懸念




 中国の株式市場は近年で最大の上げ相場となっているが、世界の投資家の多くは中国市場に姿をみせていない。貿易や通貨政策をめぐって米国と衝突する可能性が、世界最多の人口を抱える中国に暗い影を投げ掛けている証しだ。

 中国本土と香港の株価動向を示すMSCIチャイナ指数は、今年に入って週明け20日の大引けまでで11.8%上昇し、MSCI新興市場指数が追跡する23カ国中で4番目に良好なパフォーマンスとなっている。同新興市場指数は20日の大引けまでの段階で9.4%上昇した。中国株式市場は年初来の上昇の結果、19%上昇した2012年以降で最高の上昇ペースになっている。

 それでも外国人投資家の多くは、中国への追加投資を手控えていると述べる。その理由は中国からの資本逃避、債務増大、そして経済成長鈍化だ。


 中国の経済成長率は昨年6.7%で、過去26年間で最低を記録した。ドナルド・トランプ米大統領が中国を為替操作国に認定し、対中貿易関係を再編すると脅していることが政治的な不安定要因に加わっている。

 米調査会社のEPFRグローバルによれば、中国に特化した株式ファンドは今年に入って今月16日までに8億1500万ドル(約930億円)の純流出となった。これは新興市場ファンド(中国を含む)が76億ドルの流入となったのとは対照的だ。



政治・経済に対する懸念のため、世界の投資家の多くは上げ相場の中国市場に姿をみせていない。上段は新興市場株ファンド(緑)と中国株特化型ファンド(赤)の資金フロー(週単位)。下段はMSCI新興市場指数(緑)とMSCIチャイナ指数(赤)の過去1年のパフォーマンス



 貿易と通貨政策をめぐる世界的な緊張が金融市場に波及すれば、中国投資は大きな打撃を受けかねないと多くの投資家は言う。

 アナリストたちによれば、米国との対決する事態は必ずしも最も公算の大きいシナリオではない。しかし米中という世界の経済大国の衝突リスクは、依然として顕著な不安定要因の一つだ。欧州連合(EU)離脱の英国民投票やトランプ氏の米大統領選勝利など、政治的激変で世界の秩序が再構築されつつある時期だけになおさらだ。

 ゴールドマン・サックス・プライベート・ウェルス・マネジメント・グループの最高投資責任者(CIO)、シャーミン・モサバー・ラーマニ氏は「中国は向こう2~3年間で世界的な経済ショックの源となる公算が最も大きいと述べた。

 中国に対する同氏の主たる懸念は、同国の債務が急速に増大していることだ。銀行融資やシャドーレンディング(影の銀行による融資)を含む広い金融指標である中国の「社会融資総量」は、政府の融資規制の取り組みにもかかわらず、1月には史上最高の5450億ドルと前月比で139%増加した。

 同氏は昨年に入るまで、中国が2016年ないし17年にハードランディングに陥るとは予想していなかった。しかし現在では、中国は向こう3年間に金融危機を回避できる公算は小さいとみている。

トランプ政権の攻撃は「既知の未知」

 欧米投資家は昨年、中国向け投資を引き揚げ続けた。中国株に特化したファンドは昨年、90億ドルの償還に見舞われた。一方、投資家は2015年にこの種のファンドから212億ドルを引き揚げた。これとは対照的に、もっと幅広い新興市場株が対象のファンドは昨年、200億ドルの流入となった。これは大半の途上国で成長と収益見通しが改善した結果だった。

 中国は資金流出にも見舞われ続けている。その流出ペースは、中国当局が企業と個人に対する資本管理を昨年末に強化してから鈍化したが、流出自体は止まっていない。今年1月、中国の外貨準備高は3兆ドルを割り込んだ。これは中国当局が人民元の下落を阻止しようと努めたためだ。

 多くの投資家を神経質にしているのは、中国に対するトランプ政権の攻撃的なスタンスだ。

 米バンエック・エマージング・マーケッツ・ファンド(運用総額11億ドル)のポートフォリオマネジャー、デービッド・センプル氏は「それは『既知の未知』(答えは分からないが問題があることは認識されている状況)だ」と述べ、「(既知の未知は)結局のところ、起こっている出来事の実際のインパクトだけではない。人々を心配させるようなメディアの大見出しやツイートが出てくるという事実だ」と語った。


 その結果、外国人投資家は中国株式についてポジションを軽めにとどめている。ファンド調査会社のコプリー・ファンド・リサーチによれば、120に上る大手グローバル新興市場ファンドのうち、1月末時点でベンチマークの新興市場指数(MSCI)よりも中国株を多く組み入れているファンドはわずか18%にとどまっているという。

一部に強気の見方も

 投資家たちはさらに、中国問題が広く途上国全般に波及する恐れがあることを懸念している。中国は世界のサプライチェーンに統合されており、そこで生産され、組み立てられた多くの部品が他の諸国に出荷されている。

 ゴールドマン・サックス・アセットマネジメントの新興市場ポートフォリオマネジャー、プラクリティ・ソファット氏は「言うまでもなく、米新政権から保護貿易主義的政策が打ち出されれば、世界貿易全体にマイナスの影響が及ぶだろう」と述べた。同社は中国株をアンダーウエイトしている。

 投資運用会社GAMの投資ディレクター、ポール・マクナマラ氏は、中国の成長が一段と鈍化すれば、コモディティー(国際商品)輸出国、例えばブラジル、ロシア、南アフリカ共和国にも打撃になるだろうと述べた。

 それでも、一部のウォール街関係者は、最悪期は近く終わると考え始めている。例えばモルガン・スタンレーは「なぜわれわれは中国に強気なのか」と題するリポートで、中国の株式は今後10年間、他の新興市場よりもアウトパフォームする可能性があると述べた。

 同リポートは「中国は金融ショックを回避できるだろう」とし、その根拠として中国の高貯蓄率、経常収支黒字、依然として高水準の外貨準備を挙げた。そして、それが中国の債務問題をコントロールする一助になり得ると述べた。

 また、「キャラモス・イボルビング・ワールド・グロース」ファンドは昨年第4四半期中に中国工業株と金融株を買った。投資会社キャラモス・インベストメンツの共同最高投資責任者(CIO)のニック・ニジオレク氏は、同氏のファンドの中国への配分比率を今年に入って20.4%から25.6%へと引き上げたという。

 同氏は中国市場の下落を予想する人々が、魅力的なバリュエーションや製造業・インフレデータのような心強い一部の経済指標を見逃していると述べた。

 同氏は「リスクのある場所が、機会のある場所だ」と語った。


関連記事
スポンサーサイト

*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

Menu

ブログ翻訳

国鉄標準型時計

FC2ブログランキング

FC2カウンター

プロフィール

sawa

Author:sawa
中国株・日本株・米国株を中心に投資し資産3億円を目指します。

社会の基礎を成す分野で、長期的に競争力を維持出来る企業を探し
社会に欠かせない事業分野に投資する。

株式市場はハイ・クオリティの会社を低価格で売ってくれることがある。
このときこそ、楽に金儲けができるチャンスだ。
上昇を待つばかりの株を安値で買う。

(成長率+配当利回り)÷PER
 =1.5基準
   2.0以上期待大
   1.0以下期待薄

証券会社

情報収集が勝利のカギ、最低3社は口座開設を スタートGO!!

   

SBI証券・楽天証券は、外国株特定口座

カテゴリー

全ての記事を表示する

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

右サイドメニュー

メールフォーム・ご意見感想をご気軽に

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索

経済指標

FX経済指標

為替ニュース

パーツ提供:FX比較のALL外為比較

ロイター

情報収集で勝つ!!

私も参加しています

旅行でちょっと息抜き

人生2倍楽しむマイル生活

アメリカン・エキスプレス・カード ポイントは無期限。 マイルも、より多く貯まります。 カードご利用金額100円=1ポイント 「オンラインでカード番号を入力するのは不安」という方もご安心ください。インターネット上でのカード不正使用による損害を全額補償いたします。 アメリカンエクスプレスカードのお申込みはこちらで

株投資を始める前に読みたい本

お子様の能力アップに

ネットで副業!!

DIY・不動産でらくらく楽しく収入

おすすめ情報