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グーグル、「ウェイズ」の相乗りサービス拡大




 米アルファベット傘下のグーグルは、人気の高いカーナビ・交通情報アプリケーション「ウェイズ(Waze)」を使った相乗りサービスを大幅に拡大する計画で、先行するウーバーとの競争に突入する。

 グーグルは今後数カ月でウェイズの相乗りサービスを米国や中南米の複数の都市へ広げる考え。ウェイズのノーム・バーディン最高経営責任者(CEO)は、イスラエルとサンフランシスコ・ベイエリアで行ってきた試験運用で期待通りの結果が出たと述べた。

 ウェイズの相乗りサービス拡大で、かつて提携関係にあったグーグルと米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズが競い合う構図が一段と鮮明になっている。両社は位置情報技術や自動運転車といった分野でも競争するようになっている。


 ただウェイズのサービスは、実質的にタクシーと同じ仕組みのウーバーやリフトとは異なる。ウーバーやリフトでは運転手の多くが運転を生業としているが、ウェイズではカーナビアプリを使う普通の運転者に相乗りを求めなければならない。バーディンCEOは通勤に車を使う人が「途中に時々別の人を乗せて降ろすようにできるか。それが最大の課題だ」と述べた。

 しかしCEOは渋滞を解消する方法として相乗りサービスが政府から歓迎されているとし、タクシー業界を脅かしかねないウーバーやリフトが直面している規制をウェイズが回避できる可能性があると指摘した。最近では、近く参入予定のサンパウロで市長と会談したという。

 CEOはグーグルの後ろ盾を得たことで、アルファベットの自動運転車開発子会社ウェイモ(Waymo)とともに相乗りサービスの可能性を広げる機会も得られたと話した。「新興企業のままなら、この種の長期的な賭けに出る余裕はなかっただろう。グーグルとなら可能になった」とし、「ゆくゆくは近所の人でなく、ロボットが車に乗せてくれるようになるかもしれない」と語った。

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