FC2ブログ

世界の風Navi

米国株中国株倶楽部225ファンド SAWA                                                       「富への道は、あなたがそれを望むのであれば、市場(いちば)への道と同じぐらい平易なものである。それは2つの言葉にかかっている。“勤勉と倹約”、つまり、時間もお金も無駄にせず、その両方を最大限有効に活用するということだ。」 byベンジャミン・フランクリン

Entry

自動車株、割安なのが「当然」である理由



――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」

***

 割高感の強い米株式市場で自動車メーカーの株価は驚くほど割安だ。だが残念なことに、これは買い時というよりもむしろ、業界が電気自動車(EV)や自動運転車へ軸足をシフトしつつあることで生まれた大きな不確実性に対する当然の反応のように見える。


 米自動車最大手 ゼネラル・モーターズ (GM)の予想株価収益率(PER)は6倍で、S&P500種指数の17倍をはるかに下回る。低いのはGMだけではない。世界の大手自動車メーカーの平均PERは約7倍だ。

 自動車株のバリュエーション(投資尺度)が低く見えるときに原因として通常疑われるのは、自動車販売台数の景気循環性の高さだ。例によって、主要先進国の自動車売上高は現在、ピークに達したか、これに近い水準にある。自動車メーカーの収益はこの先減少する可能性が高く、そうなればPERはもっと市場の標準的な水準に近づくだろう。

 だが、話はそれで終わりではない。景気循環調整後のバリュエーションの1つ、10年間の平均利益に対する株価の比率を見ると、サプライヤーも含めた自動車メーカーは16倍で、市場全体の約24倍や他の産業株の26倍に大きく届かない。足元の収益率に合わせて調整しても、自動車株は非常に割安感がある。

 では投資家は大挙して自動車株を買うべきなのだろうか。恐らく答えは「ノー」だ。一つには、景気循環調整後のバリュエーションは、株価を維持したまま次の不況を乗り越えられて初めて意味のあるものとなるからだ。前回の不況では、GMをはじめ数社が経営破綻した。シュローダーの自動車部門スペシャリスト、キャサリン・デビッドソン氏の推測によると、自動車業界の経営状況は当時よりも良好だが、固定費が依然として非常に高いため、2009年のように販売が大きく落ち込めば、大半の自動車メーカーの利益は吹き飛んでしまうだろう。自動車株が従来、長期保有の投資家ではなく、ヘッジファンドやマーケットタイマー(相場のタイミングを見ながら、安いときに買い、高いときに売る投資家)の関心を集めてきたのも無理はない。




 さらに、自動車販売台数がどれだけ伸びようが、技術シフトが進む中で収益は先行き不透明だ。EVや自動運転技術への投資によって研究開発費はすでに増加しつつあり、収益性は低迷している。だが、自動車排出ガス基準の厳格化を受けてEVの販売が上向くにつれ、利益マージンへの打撃は一層大きくなるだろう。現在の自動車メーカーは、内燃機関を搭載しガソリンなどで走る自動車の製造過程に磨きをかけることにおいては100年にわたる経験を持つ。EVで同じレベルに到達するまでには時間がかかるだろう。

 その上、新たな競合に市場シェアや利益を奪われるリスクが非常に大きいことも忘れてはならない。世界の自動車メーカーの顔ぶれがこの先あまり変わらなかったとしても(中国を除けば、信頼できる新参メーカーは今のところ 米テスラ だけだ)、必須技術を有するサプライヤーや米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズなどの顧客対応アプリ提供業者がメーカーの利益を徐々に奪っていく可能性がある。

 自動車業界を待ち受けるこうしたさまざまな要因を考え、長期投資家は賢明にも状況がもっとはっきりするまで様子見の構えだ。もっとも、不透明感が晴れるのは恐らく何年も先だろう。一部では買いのチャンスとなり得るメーカーもある。例えば、ドイツの自動車大手ダイムラーや BMW は、手元資金の豊富さや収益性の高さで業界随一という観点から見ると、バリュエーションがやや不当に低すぎるように思える。とはいうものの、全般的に見れば、自動車株はそれ相応の理由があるからこそ割安なのだ。
関連記事
スポンサーサイト



*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

Menu

プロフィール

sawa

Author:sawa
中国株・日本株・米国株を中心に投資しファンド資産5億円・年間リターン20%を目指します。
上昇銘柄は買い増し、
下落銘柄はCFDで売る。

国鉄標準型時計

証券会社・投資信託

情報収集が勝利のカギ、最低3社は口座開設を スタートGO!!

    フジトミ くりっく365・くりっく株365口座開設プログラム

SBI証券・楽天証券は、外国株特定口座

カテゴリー

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

右サイドメニュー

FC2カウンター

FC2ブログランキング

ブログ翻訳

メールフォーム・ご意見感想をご気軽に

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索

人生2倍楽しむマイル生活

アメリカン・エキスプレス・カード ポイントは無期限。 マイルも、より多く貯まります。 カードご利用金額100円=1ポイント 「オンラインでカード番号を入力するのは不安」という方もご安心ください。インターネット上でのカード不正使用による損害を全額補償いたします。 ★★アメリカンエクスプレスカードのお申込みはこちらで★★

経済指標

FX経済指標

為替ニュース

パーツ提供:FX比較のALL外為比較

ロイター

私も始めました。

セミナー、YouTubeで情報発信、 大変役立ちますよ!

旅行でちょっと息抜き

株投資を始める前に読みたい本

お子様の能力アップに

ネットで副業!!

DIY・不動産でらくらく楽しく収入

お薦めです