FC2ブログ

世界の風Navi

米国株中国株倶楽部225ファンド SAWA                                                       「富への道は、あなたがそれを望むのであれば、市場(いちば)への道と同じぐらい平易なものである。それは2つの言葉にかかっている。“勤勉と倹約”、つまり、時間もお金も無駄にせず、その両方を最大限有効に活用するということだ。」 byベンジャミン・フランクリン

Entry

「無名」ブラウザー、アジアでグーグルに圧勝



 【ジャカルタ(インドネシア)】欧米諸国ではほとんど使われていないモバイルブラウザー「UCブラウザー」が、急成長するアジアでグーグルの「クローム」を圧倒している。そのため、この「UCブラウザー」を所有する 阿里巴巴集団 (アリババグループ)は、テクノロジー大手がしのぎを削る次世代のネットユーザー獲得戦で、優位な立場にある。

 インドやインドネシアなど、新興国における数億人に上る新規ネットユーザーは、クロームではなくUCブラウザーを選んでいる。低価格スマートフォンが主流でモバイル通信サービスが不安定な国においては、UCブラウザーの方が使いやすいというのがユーザーの感想だ。

 ネットユーザーの獲得において、インドとインドネシアは最後の、そして巨大な未開拓市場だとされる。国際電気通信連合(ITU)によると、ネット利用者は、人口13億人のインドで全体の30%、2億6000万人のインドネシアでは25%に過ぎない。

 ウェブ分析会社スタットカウンターによると、世界で4億3000人の利用者を抱えるUCブラウザーは、過去1年にインドのモバイルブラウザー市場の51%を占め、クロームの30%を上回った。インドネシアでは同期間に、UCブラウザーがクロームを41%対32%で上回った。

 一方、世界の市場シェアではグーグルが約47%に対し、UCブラウザーは16%となっている。グーグルによると、クロームの利用者数は世界で10億人を超える。米国に限れば、クロームは39%で、52%を占めるアップルの「サファリ」に続く。これに対し、UCブラウザーの米シェアは1%にも満たない。


 スタットカウンターによると、クロームは、やや小規模ながらも急拡大するフィリピンやベトナムなどのアジア市場では、UCブラウザーを上回るシェアを持つ。

 UCブラウザーが投入されたのは2004年で、グーグルに先行した。グーグルがコンピューター向けのクロームブラウザーを発表したのは08年で、モバイル向け基本ソフト(OS)アンドロイドにクロームを対応させたのは12年だ。

 UCブラウザーが成功した理由の1つに、アプリサイズの小ささと、ニュースやクリケットやサッカーなどのスポーツ結果をポータルのように表示したことが挙げられる。新規利用者はブラウザー上でネットサーフィンする傾向があり、また携帯電話の容量をあまり取らないアプリを好むためで、UCブラウザーが早い段階から取り入れた。

 調査会社カウンターポイントのアナリスト、ニール・シャー氏は、アジアの途上国におけるスマホの多くは、ストレージ容量が12ギガバイト(GB)しかなく、これは世界平均の半分程度で、米国の標準である32GBを大きく下回ると指摘する。

 独立系のアンドロイドアプリストア、アップトイド(Aptoide)のバイスプレジデント(アジア太平洋担当)、ティアゴ・コスタ・アルブス氏によると、UCブラウザーのアプリは31メガバイト(MG)しか容量を取らない一方、クロームは125 MGだ。

 ただ、UCブラウザーがまだ制覇していない市場の1つがお膝元の中国だ。中国ではアンドロイドスマホが主流で、スタットカウンターによると、モバイルブラウザー市場でクロームのシェアは54%と、UCブラウザーの17%を上回る。

 アリババ幹部で、インドやインドネシアにおけるUCブラウザー事業を指揮するダモン・シー氏は、クリック数とデータ使用を抑えながらネットサーフィンを可能にすることで、新規利用者に「ネット体験の最初の機会」を提供することを目指していると語る。

 また同社の分析によると、アプリサイズの小ささに加え、ユーザーはモバイルの帯域幅利用を抑制するため、データ圧縮や広告表示を阻止する機能を求めているとしている。

 グーグルもこの点に留意し始めているもようだ。新興国市場をターゲットとする同社の「次の十億人ユーザー」グループは17年だけで、40以上の修正や商品投入を行った。直近に行った更新では、クロームのアプリとそのデータ使用を小さくし、ホームスクリーンにアイコンを追加することで、ウェブアドレスを打ち込むことなく、クリックで人気サイトに訪問できるようにした。この2つの機能は、すでにUCブラウザーが提供しているものだ。こうした取り組みは奏功している可能性がある。スタットカウンターによると、インドとインドネシアにおけるクロームの市場シェアは過去数カ月に拡大した。

 アルファベット傘下グーグルの広報担当はコメントを控えた。

 搭載ブラウザーからユーザー離れが起これば、ネット検索の覇者であるグーグルには痛手だ。調査会社オーバムのアナリスト、ニーハ・ダリア氏は、クロームはグーグルの検索エンジンへとユーザーを誘導することで広告収入を得ているほか、クロームユーザーはGメールやクラウド保存プラットフォーム「グーグル・ドライブ」といったグーグルの他のサービスを利用する可能性が高いと指摘する。

 UCブラウザー上で、「ユーチューブ」や「グーグル・マップス」などグーグルが提供するサービスにアクセスすることは可能だが、クロームユーザーほど頻繁には利用されないとアナリストらは分析している。ユーザーは通常、UCブラウザーに戻る傾向があるためだという。

 調査会社イーマーケターによると、東南アジアにおけるモバイル広告支出は17年の8億6000万ドルから21年には22億ドル(約2500億円)と、倍以上に拡大する見込み。また、同期間にインドのモバイル広告支出は4億6000万ドルから17億3000万ドルに増えると予想されている。17年だけで580億ドルがモバイル広告に投じられた米国と比べると、その額は小さいが 、UCブラウザーを展開するアリババは、アジアの成長市場で優位に戦いを進めることになるだろう。

 背景には、中国市場が成熟し、国内競合との競争が激化する中で、アリババが成長の活路をインドや東南アジアに求めていることがある。ただ、こうした市場では、グーグルやアマゾン・ドット・コムなど米国勢との競争も激しさを増している。

 UCブラウザーが今後も人気を維持する上で課題となるのが、中国企業として、ユーザーのデータ管理を巡る懸念への対処だ。アリババなど中国のテクノロジー大手は治安や法執行に関する問題で、当局に協力する姿勢を示している。半面、米企業は米政府からの情報提供要請にも通常は抵抗する。ネット上の検閲・監視についての研究で知られる人権問題調査団体シチズン・ラボ(加トロント)は16年、UCブラウザーのデータ送信方法について、プライバシーやセキュリティーの観点から問題があると指摘した。一方、アリババのシー氏は、UCブラウザーはプライバシーやセキュリティーの問題に対し、極めて真剣に取り組んでいると述べている。




関連記事
スポンサーサイト



*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

Menu

プロフィール

sawa

Author:sawa
中国株・日本株・米国株を中心に投資しファンド資産5億円・年間リターン20%を目指します。
上昇銘柄は買い増し、
下落銘柄はCFDで売る。

国鉄標準型時計

証券会社・投資信託

情報収集が勝利のカギ、最低3社は口座開設を スタートGO!!

    フジトミ くりっく365・くりっく株365口座開設プログラム

SBI証券・楽天証券は、外国株特定口座

カテゴリー

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

右サイドメニュー

FC2カウンター

FC2ブログランキング

ブログ翻訳

メールフォーム・ご意見感想をご気軽に

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索

人生2倍楽しむマイル生活

アメリカン・エキスプレス・カード ポイントは無期限。 マイルも、より多く貯まります。 カードご利用金額100円=1ポイント 「オンラインでカード番号を入力するのは不安」という方もご安心ください。インターネット上でのカード不正使用による損害を全額補償いたします。 ★★アメリカンエクスプレスカードのお申込みはこちらで★★

経済指標

FX経済指標

為替ニュース

パーツ提供:FX比較のALL外為比較

ロイター

私も始めました。

セミナー、YouTubeで情報発信、 大変役立ちますよ!

旅行でちょっと息抜き

株投資を始める前に読みたい本

お子様の能力アップに

ネットで副業!!

DIY・不動産でらくらく楽しく収入

お薦めです