FC2ブログ

世界の風Navi

米国株中国株倶楽部225ファンド SAWA                                                       「富への道は、あなたがそれを望むのであれば、市場(いちば)への道と同じぐらい平易なものである。それは2つの言葉にかかっている。“勤勉と倹約”、つまり、時間もお金も無駄にせず、その両方を最大限有効に活用するということだ。」 byベンジャミン・フランクリン

Entry

ブレグジットが絶好の買い場となる時



 英国の金融市場は世界から見捨てられた存在となり、多くの人々にとって手を出してはならない場所となっている。同国の政治が大混乱に陥っているからだ。こうした状況は、政治家らが互いにののしり合う中で相場の乱高下に耐え得る人々にとっては、投資のチャンスを生み出すだろう。

 投資家らは、いつも通りの二つの問いに直面する。それは、悪い事態は起きるのかという問いと、市場はその可能性をどの程度織り込んでいるのかという問いだ。二つとも、答えを出すのが難しい問いだ。しかし、悪い状況つまり移行期間がなく、「ハード」な英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)は、多くの投資家を全面的に撤退させるような極めて悪い事態だ。

 英国については、政治的な不確実性と変動の大きさを背景に投資不適格との警告が多く出されている。

 しかし、筆者の考えでは、ハードブレグジットの可能性は極めて小さい。もしハードブレグジットが起きれば、英ポンドは急落し、ロンドン株式市場の国内関連株は、経済の破綻を恐れる投資家の売りで暴落するだろう。しかし、もし何らかの「ソフト」なブレグジットでの妥協や、ブレグジットの全面的放棄が実現すれば、懸念解消とともにポンド相場は上昇し、国内株は反発するだろう。英国の政治と英国民にとって、長期的には妥協の詳細が大きな意味を持つが、来年のトレーディングに関して市場が関心を持つのはハードブレグジットが起きないということだけだ。

 まずは悪い事態の方から話を始めよう。なにも手立てを講じなければ、3月29日に自動的にハードブレグジットが起きる。英議会内の意見は著しく分断されており、多くの実行可能な妥協案のどれについても、過半数の支持が見込めない状態にある。このことが、人々の懸念要因になっている。

 ハードブレグジットが起こり得るケースはいくつかあるが、全てがありそうもないように思える。テリーザ・メイ首相は何に関しても合意できないという事態に直面し、最後の仕事が産業と貿易を破壊して、食糧と医薬品の備蓄を強いることだった首相として歴史に名を残したいと思うだろうか。同氏は最後の瞬間まで一方的に道を引き返すことが可能なのだから、同氏が破滅的な影響を及ぼす合意なしのブレグジットに突き進むとは信じがたい。

 メイ氏の政権基盤は揺らいでおり、3月まで首相として生き残れないかもしれない。野党労働党のジェレミー・コービン党首はEUの信奉者ではないが、ハードブレグジットには反対している。このため、コービン氏が突然の選挙ないし与党の離反を受けて首相の座を引き継ぐことになれば、よりソフトな解決法に至る公算が大きくなる。

 ハードブレグジットにつながる可能性がわずかに高くなるのは、メイ氏がレッドライン(越えてはならない一線)を引き直し、2度目の国民投票を行うケースだ。同氏は17日にこの選択肢を排除している。有権者は2016年もそうだったように、世論調査の結果に反してハードブレグジットを選ぶ可能性がある。だが、有権者は当時、ブレグジットの合意の実現が簡単だと言われ、生活必需品が不足すると言われてもいなかった。このため、よりソフトなブレグジットが支持される公算が大きいだろう。

 市場はこのリスクを正しく織り込んでいるだろうか。ブックメーカーのスマーケッツはハードブレグジットの確率が23%だとしているが、これは高いように思える。政治リスクコンサルティング会社のユーラシア・グループはハードブレグジットの確率が10%だと推測している。

 公益信託団体「ウェルカム・トラスト」の最高投資責任者を務めるニック・モークス氏は、「完全に二者択一のような状況になっていることが問題だ。(英国以外の)どこか、状況がよりはっきりと見える場所で投資先を探した方が賢明だろう」と述べる。同団体は260億ポンド(約3兆7000億円)の資産を運用している。

 同氏は「合意なしのブレグジットになるとは予想しがたいが、それ以外の結果を予想することも難しい」と話した。

 市場はハードブレグジットになる確率がかなり低いとみている。

 通貨オプション取引はポンド下落の方に傾いているが、2016年の国民投票とその後のフラッシュクラッシュの前ほどの懸念はみられない。

 ポンドの対ユーロ相場は2016年の国民投票以降、取引レンジ下限に向けて下落したが、最安値を更新してはいない。対ドルでは今年4月の高値以降12%下落したものの、この下落要因は主としてドル高によるもので、ブレグジットが理由ではなかった。



 バンクオブアメリカ・メリルリンチが先月、ファンドマネジャーを対象に実施した調査によると、英国資産は世界的に最も敬遠されている資産だった。それでも英国内関連株は国際的な取引のある企業の株やユーロ圏の株と比較して特に安いわけではない。

 英国内に関係が深く安値で取引されている国内関連株は存在し、来年の収益を基にした住宅建設事業株の株価収益率(PER)は6.5倍となっている。しかし、ブレグジットにそれほど大きい影響を受けないと見られる国際関連株でも割安の銘柄は多数存在し、英国市場に上場されているたばこ会社の株価収益率は8.7倍にすぎず、石油、ガス関連株でも収益率は10倍を下回っている。

 ブレグジット問題だけが動いているのではない。小売売上高は低迷しており、英国内の顧客に依存する企業にとって痛手となっている。また、労働党のコービン党首が政権を握り英国を社会主義者の楽園―あるいはそれに近い状態―にするのではないかとの懸念も、ブレグジットと同じぐらい投資家にとっては脅威となっている。

 まとめてみると、市場はメディアの見出しが指摘するほどハードブレグジットの可能性に対してパニック状態にあるわけではないが、何らかの投資機会を生み出すだけの懸念状態にはある。

 合意案のないEU離脱の公算は極めて小さいとする筆者の見解を共有する投資家であれば、ポンドを購入したり、割安な英国内関連株を多少購入したりしようと思うかもしれない。しかし、英議会で繰り広げられている愚かな行為が現在から来年3月までの間により強い懸念を生み出すことになれば、それは英資産へのより良い投資機会となる。
関連記事
スポンサーサイト



*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

Menu

プロフィール

sawa

Author:sawa
中国株・日本株・米国株を中心に投資しファンド資産5億円・年間リターン20%を目指します。
上昇銘柄は買い増し、
下落銘柄はCFDで売る。

国鉄標準型時計

証券会社・投資信託

情報収集が勝利のカギ、最低3社は口座開設を スタートGO!!

    フジトミ くりっく365・くりっく株365口座開設プログラム

SBI証券・楽天証券は、外国株特定口座

カテゴリー

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

右サイドメニュー

FC2カウンター

FC2ブログランキング

ブログ翻訳

メールフォーム・ご意見感想をご気軽に

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索

人生2倍楽しむマイル生活

アメリカン・エキスプレス・カード ポイントは無期限。 マイルも、より多く貯まります。 カードご利用金額100円=1ポイント 「オンラインでカード番号を入力するのは不安」という方もご安心ください。インターネット上でのカード不正使用による損害を全額補償いたします。 ★★アメリカンエクスプレスカードのお申込みはこちらで★★

経済指標

FX経済指標

為替ニュース

パーツ提供:FX比較のALL外為比較

ロイター

私も始めました。

セミナー、YouTubeで情報発信、 大変役立ちますよ!

旅行でちょっと息抜き

株投資を始める前に読みたい本

お子様の能力アップに

ネットで副業!!

DIY・不動産でらくらく楽しく収入

お薦めです