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ストリーミング分野の知られざる富豪「Roku」創業者が歩んだ道




ハードディスク・レコーダーやネットフリックスの登場により、視聴者はテレビCMを嫌うようになった。こうした視聴スタイルを生み出した立役者の1人が、ストリーミングデバイス「Roku(ロク)」を考案したアンソニー・ウッドだ。

彼は初期のハードディスク・レコーダー「ReplayTV」の創業者であり、ネットフリックスの元幹部でもある。

ウッドはネットフリックス時代、同社の共同創業者であるリード・ヘイスティングスの直属の部下だった。ウッドはその後、ストリーミングサービスの視聴に特化したデバイスの「Roku(ロク)」を設立した。ロクという社名は日本語の六を意味し、彼が6番目に創業した企業であることにちなんでこの社名にしたという。

Rokuは、ネットフリックスやアマゾン・プライム、Huluなどを横断的に利用可能にするデバイスで、価格はグーグルのChromecastよりも安い、約30ドルからとなっている。
創業当時のRokuは主にデバイスの販売から売上を得ていたが、低単価で利益率が低いため、赤字続きだった。その後、同社は事業モデルを転換し、広告をメインの収入とするようになった。

今や、ストリーミング関連のツールはゲーム機器から、スマートテレビまであらゆるハードウェアに統合されている。Rokuが広告事業にシフトしたのは適切な選択だった。現在54歳のウッドは、現状のビジネスモデルに自信を抱いている。

「テレビCMの世界では、広告効果を把握する唯一の方法がニールセンのレポートだった。しかも、広告を見た視聴者の大まかな人数しか測定出来なかった。我々の測定内容はもっと精緻だ。例えば、広告を視聴した人の5%が広告主のウェブサイトにアクセスして商品を購入したなどの指標を分析可能だ。我々は、ネット広告分野で一般化したテクノロジーをテレビ広告の世界に持ち込んだ」とウッドは話す。

「広告」の在り方を根底から革新

Rokuは独自の測定ツールを使用しつつ、ニールセンをはじめ11社と提携して広告パフォーマンスを分析し、ジャガーランドローバーやバスキン・ロビンスなどの広告主に対して視聴者の分析レポートを提供している。
同社の広告事業は順調に拡大している。2015年には3億2000万ドル(約350億円)の売上のうち、ハードウェア事業が84%を占め、広告やコンテンツの売上構成比は16%の5000万ドルしかなかった。それが、今では広告が最も速く成長しているセグメントとなり、売上構成比はハードウェア事業と逆転しようとしている。

Rokuは広告事業をさらに強化するため、2019年10月にボストンに本拠を置く広告プラットフォーム「dataxu」を1億5000万ドルで買収した。

投資家はこうした流れを歓迎しており、Rokuの株価は2019年初めから340%上昇した。これに伴い、創業者であるウッドの資産額は1月時点の26億ドルから33億ドルに急増した。

広告主向けにサービスを提供する考えは、ウッドが過去に犯した失敗から学んだ教訓だ。彼は1990年代初め、大好きだったテレビドラマシリーズ「スタートレックThe Next Generation」をVHSよりも優れた方法で録画するためにハードディスク・レコーダーの開発を思い立ち、「ReplayTV」を1999年にリリースした。

競合の「TiVo」に大敗

価格は1000ドルに設定したが、ライバルの「TiVo」が500ドルだったためボロ負けした。キャッシュが底をつきそうになったウッドは、2001年にReplayTVを「SonicBlue」に4200万ドルで売却した。
ウッドは会社にとどまり、TiVoと差別化を図るためにCMスキップ機能を搭載した新型ReplayTVをリリースした。これは大きな過ちで、パラマウントやMGM、ディズニーなどから提訴され、SonicBlueは倒産に追い込まれた。「業界の必要条件を理解していなかった」とウッドは当時を振り返って述べた。

ウッドは困難に挫けることなく、2002年にRokuを設立した。彼がネットフリックスのリード・ヘイスティングスを昼食に招待したところ、ヘイスティングスは応じたという。

「ヘイスティングスはReplayTVの頃から私を知っていたのだろう」とウッドは話す。ウッドはヘイスティングスからネットフリックスに入社するよう口説かれ、2007年にインターネットテレビ事業担当の副社長に就任した。ネットフリックスで彼はストリーミングプレーヤーの開発プロジェクト「Project Griffin」を推進した。


その10カ月後にProject Griffinはネットフリックスからスピンアウトし、Rokuが引き継いだ。そのタイミングでネットフリックスはRokuに出資したが、数年後に株式を売却している。

Rokuは、セットトップボックスの初号機を2008年にリリースした。ReplayTVでの反省から価格は99.99ドルと安く設定したが、現在では最も安いデバイスの価格はその3分1以下となっている。ストリーミングメディアデバイス市場におけるRokuのシェアは41%と、アマゾンの「Fire TV」やグーグルの「Chromecast」、「Apple TV」を上回る。事業は今も成長を続けているが、市場は熾烈な価格競争に陥っている。

Rokuは、2014年に日立や三洋電機、中国のTCLやハイセンスといったテレビメーカーと提携し、テレビ向けOSの開発に着手した。同社によると、2019年1~9月に米国内で販売されたスマートテレビの3台に1台に同社のソフトウェアが搭載されているという。

厳しさを増す競争環境

しかし、5月には世界最大のテレビメーカーであるサムスンが、全ての同社製スマートテレビにApple TVアプリを搭載すると発表し、競争は激化している。
広告事業でも競争環境は厳しくなっている。3月には、メディアコングロマリット「バイアコム」が、広告付き無料ストリーミングサービスの「Pluto TV」を3億4000万ドルで買収した。また、NBCも来年4月に広告付きストリーミングサービス「Peacock」をローンチすると発表している。

ウッドは競合の参入を歓迎している。「ストリーミング戦争でエキサイティングなのは、ディズニーのような巨大企業がストリーミングに参入していることだ。こうした動きは我々にとって大きな追い風だ」と彼は話す。

しかし、大手メディア企業は、近い将来強敵になる可能性がある。調査会社Pivotal ResearchのCEO、Jeffrey Wlodarczakは9月に発表したレポート「Is Roku Broku?(Rokuは倒産するのか?)」の中で次のように述べている。
「あらゆるメディア企業は、リビングルームの重要性に気づき始めた。大手企業の参入により、Rokuのさらなる成長は困難になるだろう」

ウッドは、そろそろ次のピボットを考えたほうがいいのかもしれない。


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